不規則な生活や仕事が忙しくなると、
どうしても偏りがちになってしまう栄養バランス。
そんな現代人の味方である「サプリメント」、
上手にとって栄養補給しましょう。
食生活の欧米化や旬の食材以外の野菜を食べることができるため、
「ビタミン」「ミネラル」が不足しがちです。
ビタミンやミネラルは、人間のカラダで生成することができない栄養素なので
食事やサプリメント、ドリンクなどで補う必要があります。
脂質や糖質、たんぱく質をエネルギーに変えるためのとってもたいせつな栄養素。
不足すると・・・だるい・肌が荒れやすい・つかれやすいなどの症状がみられる。
食材 : 桜えび、チーズ、ししゃも、フルーツ、油揚げ、大根の葉など
カラダの調子を整えるはたらきがあり、鉄分・カルシウム・亜鉛・銅のこと。
不足すると・・・貧血気味・骨や歯がもろくなり、かたいものをさけるようになった・なんだかイライラするなど。
食材 : 海藻類、牛乳、エビ、ほうれん草、ピーナッツなど
はじめてサプリメントを飲むなら、「マルチビタミン・ミネラル」はおすすめ。
不足しがちなビタミン・ミネラルがバランスよくとれます。
肌の調子をよくしたいときは「ビタミンC」、
アンチエイジングで抗酸化作用のある「コエンザイムQ10」、
味覚障害や味を感じにくくなった人、調理師は「亜鉛」を
プラスして摂取していくこと。
ちなみに、ビタミンCは食後にとるのが◎
熱に弱く、水に溶けやすく、1度にたくさん吸収できないので
1日に必要な量をこまめにとることで吸収を高めます。
・コップ1杯の水で飲むこと。
お茶、コーヒーは吸収を妨げるので×
・食後30分以内にとるのが理想
食べ物と一緒に吸収されるため、吸収率がよい。
空腹の場合に摂取すると、胃に負担をかけてしまうこともあるので、避けた方が無難。
・1か月は試してみる
サプリメントは時間をかけてゆっくり効果がでるものが多いので
少なくとも1か月は試しておきたいところ。
2~3か月たっても効果を感じない場合にはじめて違うものにかえてみて。
・薬を服用中、妊娠中、治療中、子どもの服用はお医者さんに相談
大人用サプリメントは、子どもにとって過剰摂取になる場合もある。
サプリメントによってはカラダに影響をあたえるものもあるので
必ず医師に相談してからとること。
仕事や勉強など、さまざまな理由で栄養不足になりがちなわたしたち。
手軽にとれるサプリメントは、ぜひ日常にとりいれて栄養バランスを整えておきたいものです。
旬の食材は、その季節にとっておきたい栄養素が豊富に含まれているのにくわえ
栄養価が通常の2~3倍高くなっているので、積極的に食事にとりいれましょう。
画像提供元(https://pixabay.com/)