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女子にありがち。「貧血」の上手な対応

女性に多いと言われる『貧血』。
生理や出産のときにおこるものだと思いがちですが、実は日常に貧血の症状がみられる場合があるんです。
貧血を放っておくと、他の病気をともなってしまったり道端で倒れてしまうこともあるので
貧血について知っておきましょう。

 


 

症状

 

主にこれらの症状がみられます

・とにかく眠い、立ちくらみ、めまいがする

血液中のヘモグロビンが少ないと、酸素と結合することができず全身に酸素が届かない

酸欠状態になります。酸欠になると脳の活動が低下し、判断力が落ち眠気が強くボーっと

してしまいます。

 

・顔色が悪い(青白い、くすんでいる)

ヘモグロビンと酸素が結合すると赤色になります。(血液が赤いのはそのため)

貧血になると血液の赤みが少なく顔が青白くなるのです。

それから、美肌を保つのに必要なコラーゲンをつくるには「」が必須!

鉄分が不足すると髪の毛や爪、肌にツヤがなくなりパサつきや肌荒れの原因になります。

 

・イライラしやすい、よく泣きたくなる、人に当たってしまう

体内の酸素が少なくなると脳の活動が低下することに加えて、カラダが不快感を覚え

イライラし気持ちが不安定になります。

特に疲れやすかったり、寝不足が続くとこういった症状があらわれやすいです。

 

・生理不順が続いている、妊活中だけど授かりにくい

鉄分不足は妊娠しやすいカラダにする黄体ホルモンの分泌が低下し、不妊になりやすくなります。

生理不順が続くと不妊の原因にもなるので、妊娠を望む・望まないにかかわらず

鉄分をとるようにしましょう。

 

 

原因

貧血の原因は鉄不足

鉄不足とは、血液中のヘモグロビンの量が減っていることを意味しています。
ヘモグロビンは、血液中の酸素と結合し全身に酸素を運ぶはたらきをしてくれていて
ヘモグロビンが減ると全身に酸素が行きわたらなくなり「酸欠状態」になってしまうのです。

ヘモグロビンをつくるのに必要な要素が鉄分なので、「貧血=鉄不足」という鉄欠乏性貧血に
陥ってしまうのです。

 

 

鉄不足の原因

 

1.生理・妊娠・出産

個人差はあるものの、生理時の出血や赤ちゃんに必要な栄養素や授乳・出産時の出血により
貧血になりやすいのです。

 

2.過度なダイエット

過度な食事制限ダイエットは、血液に必要な鉄分だけでなくたんぱく質やその他の栄養も不足しがちになり
貧血の原因となります。くわえて生理不順や妊娠しにくいカラダになってしまいます。

 

3.食生活

朝食を抜いていたり、外食・インスタント食品が多い、丼ものやラーメンのみといった栄養が偏った生活を
送っていると栄養バランスが崩れ、ヘモグロビンをつくるのに必要なビタミンCやたんぱく質が不足し
鉄分不足になりがちです。
それから、発汗や手術後、痔や病気療養中など日々の生活の中で鉄分を失っています。

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対処方法

 

1.バランスの良い食事

鉄分はカラダに吸収されにくいため、たんぱく質やビタミンをいっしょに摂れるような食事をこころがけましょう。
1日10.5mgを摂取するのが望ましいとされています。

例)ほうれん草 100g、牛レバー 約300g、乾燥ひじき 約大さじ2杯、切り干し大根 約100g

 

2.生活習慣の見直し

夜更かしやスナック菓子の取りすぎには気をつけたいところです。
睡眠不足は鉄分の吸収を妨げるので貧血の原因になりますし、肌荒れ・イライラの原因にも。
寝不足は女子の大敵です!

 

3.サプリメントや漢方で補う

食事や生活習慣には気をつけたいけど、どうしてもむずかしい!
そんなときは、手軽に摂取できるサプリメントや漢方、ドリンクなどで補うのもひとつの手。
自分のライフスタイルに合わせて上手に鉄分を補いましょう。

 


 

女性には欠かせない「鉄分」
生理不順は黄体ホルモンの分泌が低下し不妊の原因になりますし、酸素がカラダに巡らなくなると
脳の活動が低下しイライラや眠気を引きおこします。
失った鉄分は外から取りいれるしかないので、ちょっとした工夫をして意識して鉄分をとりたいですね。

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