2018年3月6日
わたしたちが普段使っている生理用品。
布ナプキンや使い捨てナプキン、タンポンなど
さまざまな生理用品があります。
生理用品が充実するに従い、女性の活躍するステージも増え
ライフスタイルも大きく変わってきました。
平安時代、「血穢(けつえ)」という出産や月経に伴い
女性が血を出すことによってケガレが生じるという考え発想から、
生理は「ケガレ」として考えられていました。
貴族の女性は「月帯(けがれぬの)」と書かれた生理帯に綿を詰めて使っていて、
庶民はぼろ布や植物をすりつぶした物を詰めていたと言われています。
こうした生理用品として使われていたものは平安時代には存在し、
一般に 「またふさぎ」 と呼ばれていました。
日本の生理ナプキンが普及したのは昭和36年と以外と最近のことでした。
発売当初は、使い捨てナプキン12個入りでなんと2,000円!!
その後、昭和53年にロリエが高分子吸収帯を利用したナプキンの販売がきっかけで
使い捨てナプキンが広まっていきました。
生理用ナプキンの普及により、女性の行動範囲も広がってきました。
生理だからといって隔離されていた時代から、遠くの土地や遅い時間まで
時間にも場所にもしばられません。
その一方で、女性の社会進出に伴いライフスタイルの変化や
女性の下着の歴史をさかのぼると、時代と共に体の変化があるんだなと勉強にな
りました。
昔のものに、現代のデザインやアイディアをMIXさせると新しいものが出来るの
かなと思いました。