2018年1月9日
ワセリンの原料は、なんと石油。
石油に含まれる不純物を取り除き、高純度にあげたものがワセリンです。
わたしたちがよく見る薬局で販売されている「ヴァセリン」は
ワセリンと比べるとやや精製度は低めできいろっぽい色味をしています。
角質層からの水分の蒸発をふさいでくれたり
外からの刺激をやわらげてくれるはたらきをしてくれます。
化粧水や乳液のほうが保湿力の効果があらわれやすいのですが
よくある成分のうち「界面活性剤」が肌の角質層をこわして
有効成分を肌の奥に届けるので、肌そのもののバリア機能を弱くしてしまうこともあります。
これが原因で、敏感肌のかたは肌荒れが起きてしまうこともあります。
ワセリンにはそうした副作用がなく赤ちゃんにも使えるくらい
やさしくじっくり肌をまもってくれるアイテムなのです。
肌質:ふつう肌、乾燥肌
特徴:粘度がたかくのびがよい
肌質:敏感肌、アトピー、赤ちゃんの肌
特徴:白色ワセリンよりも純度が高く、不純物が少ない。
【基本的な使いかた】
ワセリンを手にとり、肌温であたためると、のびがよく塗りこみやすい。
適度に水分をふくんだ状態でぬると、水分をギュッと閉じこめたままパックできるので
よりうるおった肌に近づく。カラダにも、くちびるにもぬってうるおいキープ。
どうしてもベタつきが気になるときは、ティッシュで軽く押さえるようにすると
適量が肌に残って快適さUP★
ワセリンと砂糖を混ぜてシュガースクラブをつくったり、
ワセリンをくちびるにたっぷりぬって3分間ラップをするパックなど
美容ケアにはもってこいの優秀アイテムです。
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