体調を崩しやすく、風邪やインフルエンザにかかりやすいこの季節。
手洗いうがいはもちろん、保湿や除菌までやっているけど、
もっと簡単にできる対策ってないの?
あるんです。
手っ取り早く風邪予防をするには、カラダの免疫力を高めることが近道。
病気にかかりにくいカラダになるには、この ‘ 免疫力 ’ がとても大切です!
‘ 免疫力 ’ とは、外敵からカラダを守る 「健康防衛力」 のこと。
主な成分は白血球で、免疫細胞として体内でパトロールしてくれています。
ストレスや疲労・冷え、寝不足などで免疫力が低下すると、
インフルエンザや風邪などの感染症にかかりやすくなったり
がんなどの病気になりやすくなります。
そこで、ふだんの生活から免疫力をあげるために
手っ取り早く取りかかれるのが 「 食事の見直し 」 です。
免疫細胞の材料となるのがたんぱく質。
ダイエット中だからと言わず、適度な量は食べてくださいね。
食材一例・・・肉、魚介、たまご、大豆製品など
とくに、βカロテン・ビタミンC・ビタミンE・フィトケミカルという4つの栄養素を含むものは
免疫力を高める効果があります。
食材一例・・・ βカロテン : 抗酸化作用、がん予防 : ニンジン、小松菜、さやいんげん、しそ
ビタミンC : コラーゲン生成、抗酸化作用 : いも類、赤ピーマン、菜の花、レモン、いちご
ビタミンE : 血行改善、細胞の老化防止 : モロヘイヤ、かぼちゃ、ひまわり油、アーモンド、イクラ
フィトケミカル : 体内浄化、免疫力向上 : 大豆類、トマト、ブルーベリー、ニンジン、たまねぎ
免疫力細胞をふやして、活性化させてくれる必須栄養素です。
体内ではつくることができないので、食べ物から摂取する必要があります。
食材一例・・・ 生ハム、いも類、海藻類、乳製品、玄米、そば
腸の様子は、はだあれなど肌の調子や疲れやすいといったように
体調に大きな影響を与えます。
腸内環境を整えることで、免疫細胞がはたらきやすい環境を整えます。
食材一例・・・ 大豆類、海藻類、きのこ、ヨーグルト、玄米入りごはん
以上4つのルールのほかに、主食・主菜・副菜をそろえ、バランスの良い食事をとるようにしましょう。
ひとりでゆっくり料理を味わうのもよいですが、昔の友達やいとこ、
気があう仲間といっしょに楽しみながら食事をとると、リラックスでき免疫細胞が活性化します。
今年の最後に、会っておきたい人とごはんに行くのもいいかもしれません。
楽しく、おいしく、元気な体つくりをしましょう!
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