近年、若い女性にも人気の日本酒。日本酒には美肌成分が含まれているのをご存知ですか?
日本酒を作っている杜氏(とうじ)の手が美しいとか、古くから芸者さんが残った日本酒を化粧水として使っているなんてお話もありますよね。
そう、日本酒ってスキンケアに良いってこと。
日本酒の材料は、「米、米麹、水」。作られる工程で以下のような成分が生まれます。
日本酒を造る時に出る、しぼりカスが酒粕。角質層に良いアミノ酸・ビタミン・ミネラルなどが豊富に含まれています。高い保湿性・保水性があります。
美しい肌に、アミノ酸は必須。
アミノ酸はコラーゲンを作るために必要な成分で、アミノ酸がお肌のハリを保ってくれます。
精米した時に出る米ぬかで、アンチエイジングが期待できるビタミンEや、シミそばかすを防ぎ美肌効果のあるフェルラ酸などが含まれています。
ビタミンEは老化防止に役立ち、抗酸化力が高い成分。シミの原因になりメラニン色素を抑え、美白効果など、透き通ったお肌に導いてくれます。
さらに、多くのアルコール飲料は体を冷やしてしまいますが、日本酒は体温を上げ長時間持続してくれます。
それは日本酒に含まれるアデノシンという物質が血管を拡張するから。
冷えや肩こりなどの改善、リラックス効果をもたらしてくれます。
こんな良いことずくめの日本酒を手軽にスキンケアに取り入れたいですよね。
北海道の造り酒屋「小林酒造」の純米酒酒粕から作られた化粧水。
シンプルな作りでリピート率の高い化粧水です。くすみがちなお肌に浸透し、潤ったお肌に♪
宮城の「一ノ蔵」の純米酒に酒粕をブレンドして作られています。
さらっとした質感で、お肌になじみやすい化粧水。しっとりとしたお肌に導いてくれます。
ほのかな日本酒の香りで、お酒が苦手な人もお手頃価格なのもオススメ!
乳液を使わなくても潤いが持続する(!)という超高保湿の化粧水。
たっぷり入ってこの値段!顏だけでなく、ボディに使ってもいいですね。
コットンに染み込ませて、毎日パックしてもいいですね!
このように、日本酒を使ったスキンケアグッズはたくさん販売されていますが、
おうちにある日本酒で贅沢バスタイムはいかがですか?
湯船に日本酒を入れるだけ。安いものや残ってしまったもので十分です。
だいたい200㏄くらいから始めて、慣れてきたら一升瓶1本贅沢に入れてもOK。
お酒の弱い方は蒸気で酔ってしまったり肌が赤くなってしまうことがあるので、お湯の温度は38度くらいにし、
コップ半分くらいなど少量から試すか、または米ぬか風呂などもオススメです。
※アルコール成分で、カラダの皮脂などが洗浄されるので、お湯はかなり汚れます。湯の使いまわしはしない方が良いでしょう。
また、一緒にゆずやみかんなどの柑橘系を入れると、美肌効果もUP,風邪の予防にもなります。
冷えを改善し、アンチエイジングにも期待できる日本酒。
お酒好きな方も苦手な方も、気になったらぜひ試してみて下さいね。
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