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起きれない・・・生理痛の原因

みなさんは、生理の時、お腹が痛いなあと感じることはありますか?
わたしは、生理1日目は薬を飲まないと起きるのがつらかったり
むくみが気になって眠れないことがあって、生理が来るたびにとてもユウウツでした。
毎月くる生理。なぜ生理が来ると体の不調を感じるのでしょう。

 


 

生理(月経)」とは、およそ25~38日の周期で受精しなかった子宮内膜がはがれ落ち
血液といっしょに体外へ排出されることをいいます。
その時感じる痛みが「生理痛(月経痛)」です。

 

生理痛の原因

 

原因1) 陣痛促進(痛み)ホルモン!?

生理痛の代表的な原因の1つ「プロスタグランジン」という物質があります。
これは生理中に分泌されるホルモンの1つで、子宮を収縮させ
血液をスムーズに排出する働きがあります(痛みを強める作用も)
たくさん分泌されると子宮と血管の収縮が過剰になり、生理痛や頭痛、肩こり、
腰痛、だるさなど痛みを伴う不快感の原因となります。

更に、胃腸の働きにも影響を与え、吐き気や下痢を引き起こす事もあるため、人によって様々な不快な症状を引き起こしています。実は、陣痛の痛みはこのホルモンの作用によるものです。

 

原因2) 未成熟な子宮

子宮の発達が未熟な若い女性は、経血の出口でもある子宮口の周辺もかたくて狭いため、
経血をスムーズに押しだす事が出来ず、カラダはなんとかして排出しようと、プロスタグランジンを
過剰に分泌するため痛みが強くなります。
しかし、妊娠・出産を経験したり、30代以降になり子宮が成熟して子宮口が広がると痛みは自然に弱くなります。また、骨盤の歪みによって子宮を圧迫し血流が悪くなることによる生理痛もあります。

 

原因3) ストレス・冷え

ストレスや冷えでホルモンバランスや自律神経のバランスを崩してしまうと、血のめぐりが悪くなり
体温も低下するため、細胞に新鮮な酸素や栄養素が十分に運搬されなくなり、代謝が低下し
経血をスムーズに排出できません。

昔から「冷えは万病のもと」「女性の大敵」といわれますが、低体温が問題なのは循環障害を引き起こすからです。
手足の冷えなど、「寒い!」と感じる環境だと交感神経を緊張させ、カラダがこわばりイライラしてストレスとなります。寒さにすぐ対応出来るよう、羽織りものを常備するなど、日常的にカラダを冷やさない工夫が大切です。軽い症状であれば、半身浴など血行をよくすることで改善出来ます。

 

原因4) 病気が潜んでいることも

日常生活が困難なほどの強い痛みがある場合は、病気の可能性も考えられ、
子宮内膜症や子宮筋腫など、病気が原因で生理痛が強まっているケースがあります。
こういった病気の痛みは生理痛とよく似ていて、病気の発症・進行に気づきにくい場合がとても多いです。痛みの程度は個人差が大きく、周りの人は気が付きにくいものなので、鎮痛剤が効かない・生理不順・
我慢できないほどの生理痛など気になる症状がある場合も一度婦人科で診て貰うと安心です。

 

 

女性は10歳の初潮から50歳の閉経まで約40年間、2600日も「生理日」として過ごします。
※28日周期だと年13回の生理が来るとして、生理期間5日×13回×40年=2600日(7年以上!!
生理がある人の、約90%が生理痛を感じていると言われています。
このうち、生活に支障が出るくらい痛みがある人は39%、不便や辛さを感じる人は38%と多くの女性が生理に支障を感じているそうです。

 

さらに、ひどい生理痛に悩んでいる人のうち、70%が病院を受診していて、10代~20代の若い女性ほど生理痛に悩まされているといいます。
「恥ずかしいから行きたくない」といった理由で病院に行くことをためらうのではなく、
なにかあったら相談に行ける婦人科・産婦人科を見つけておくと安心だと思います。


 

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画像提供元 http://girlydrop.com/

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