感動的な映画やテレビドラマを見て泣いた後、なんだかスッキリした…といった経験はありませんか?
赤ちゃんや小さな子供が泣き疲れて眠ってしまったり…。
実はこれ、泣くことで身体がリラックス状態になっているから。
涙を流すと、自律神経などの乱れを正常にしてくれるんだそう。
泣くことで、副交感神経が働き、リラックスした状態へ。
「涙活」という”涙を流してストレス発散しよう!”というストレス解消法もあるほどです。
身体が休んでいる・リラックスしている状態の時に働く神経。
緊張している・ストレスを感じている時に「交感神経」に切り替わります。
副交感神経が働いている時、身体の疲れやストレスを回復したり、身体に栄養を取り込みやすくなります。
副交感神経を優位にするためには、食生活や運動不足を見直していく事も大切ですが、
涙活で、スッキリ!も、ぜひいかがでしょうか。
うれし涙、悔し涙、起こっている時や悲しんでいる時…涙と一口に言ってもいろんな種類がありますが
リラックス効果として高いのは「感動の涙」といった感情が揺さぶられて出てくる涙。
映画、小説、テレビドラマ、音楽… あなたの心を揺さぶるものならなんでもOK。
共感できる内容で流す涙が最適です。
友達の結婚式や、家族との嬉しい出来事…泣きたい時に我慢せず泣いちゃうのをお勧めします!
サンテグジュペリの「星の王子様」のその後を描いたアニメ作品。
星の王子様を読んだことがない人でも楽しめます。
80年代のアメリカ・ハーレムが舞台。これでもかという沢山の苦しみを背負った少女プレシャスが主人公。
優しく、時に厳しく接する教師レインとのやりとりは涙を誘います。
老紳士ロバートの孤独な毎日が、一人の女性と出会い変わっていく。しかし、その女性の正体は…。
切なく、そしてとても愛しい作品です。
時間や量は関係ありません。涙が出るだけで副交感神経に切り替わります。
泣かなきゃ…!と無理に泣くのはかえってストレスに。
逆に、泣くのを我慢することもストレスになってしまうので、
涙が出そうになったら自然に流してあげましょう。
涙を拭くとき、目の周りをこすっていませんか?これが目を腫らせる原因。
涙に含まれる塩分で、デリケートな目の周りをこすってしまうことで起こります。
頬まで涙を流して、ハンカチやティッシュなどで抑えるようにふき取りましょう。
泣いて副交感神経を働かせ、ストレス緩和。
週末などにぜひお試しあれ!
参考画像:https://pixabay.com/