洋服を脱いだ時に髪の毛が逆立ったり、ドアノブでバチッときたり…。静電気ってほんとに嫌ですよね。

友達や家族といて、いつもわたしばかりバチッときてるなぁ…という方はいませんか？

思い当たる方はもしかして静電気体質なのかもしれません！

衣類など身の回りのもの、大気、人間の中にも電気は流れています。この電気と電気の組み合わせ次第でおこる静電気。

静電気とは、物質の原子の中にある「プラス電気」と「マイナス電気」の移動により起こります。

人間の体の中にも、この「プラス電気」と「マイナス電気」があるのです。

体内の2つの電気量が均等だと電気の移動が少なく静電気は起こりにくいのですが、プラス電気が多くなると、マイナス電気を取り込んで結合しようとします。

反対にマイナス電気を蓄えやすいドアノブなどは、マイナス電気を放電しようとするので、手がドアノブに触れたとたんに放電し、あのいやなバチッが起こるのです。

プラス電気が多くなる理由って？

プラス電気はもともと体内にたまりやすい性質を持っていますが、

空気の乾燥や、摩擦の起こりやすい素材を合わせたりするとマイナス電気だけがなくなってしまい、

プラス電気だけが体内に残ってしまうのです。これを「帯電状態」といいます。

なにもしていなくても、少しずつ電気は放電していくのですが、空気が乾燥すると、水分量が少なくなるため電気が放電しにくくなり、体内に溜まっていきます。

冷え性、運動不足などで汗をかかない生活は、まさに体内にプラス電気をどんどんため込んでしまう原因になります。

食生活の乱れ、不規則な生活などでも帯電状態になりやすくなります。

どんな人が帯電状態になりやすいの？

・食生活の乱れ、かたより
・水分不足
・睡眠不足
・不規則な生活

⇒⇒　血液がドロドロになって酸性化し、体内のイオンバランスが崩れることで、プラス電気が溜まってしまう。

・化繊の洋服を着ている、または摩擦が起こりやすい衣類の組み合わせをしている
・お風呂はシャワーだけで済ませてしまう
・運動不足による体力低下、筋肉量が少ない
・肩こり、腰痛などを抱えている

⇒⇒　冷え性、汗をかかないことで、プラス電気をため込んでしまう。

このようなことが、静電気体質につながってしまいます。

しかも、美容や健康に良くないことばかり。ぜひ改善したいですね！

でも、いきなり真逆の生活を送るのも難しいもの。

自分ができるところから改善していくことで、静電気が起こるのを軽減し、美しさも手に入れましょう！

ちょっとずつやろう！静電気体質を変える習慣！

①散歩しよう

ちょっとコンビニまで、という時をかねて歩いて出かけましょう。歩くことで体が暖まり、血液のめぐりも良くなります。

②浴槽にちゃんとつかろう

毎日でなくてもいいので、浴槽につかりましょう。からだをあたためる「ゆず」や「しょうが」などの入浴剤を入れたりするのもいいですね♪

③水分補給をこまめにしよう

仕事が忙しくなるとついつい水分不足になりがち。意識的に水分をとりましょう。プラススキンケアの際にもお肌に水分を。お風呂上りには保湿ケアをお忘れなく。

④摩擦の起こりにくい衣類を合わせよう

素材によって、プラス電気ためやすいもの、マイナス電気をためやすいものと分かれます。

例えば、ウールのセーター(プラス電気)の上に、塩化ビニール素材のレインコート(マイナス電気)を合わせるのは、静電気を起こしてください！と言っているようなもの！
下記のように、素材同士が離れれば離れるほど、静電気が発生しやすくなります。

近いもの同士や同じ素材同士のコーディネートで静電気が起きるのを少なくしてくれます。

↓↓↓　↓↓↓　↓↓↓

＋ウールや羊毛
ナイロン
レーヨン
シルク
皮
綿
麻
ポリエステル
アクリル
－塩化ビニール

中でもシルクは水分量が多い素材でもあり、静電気が起こりにくいのでオススメ。

吸湿性・放質性(湿気を逃す)にも優れているので、暖かく、汗をかいても気持ちよく着られます。

★★シルク100％ライナーでお肌に優しく♪★★
リバーシブルシルクライナー

静電気体質を改善すると、美容や健康にも良いことが♪　ぜひできることから試してくださいね！

参考画像：https://pixabay.com/