2018年3月6日
舌の様子、気にしてみたことはあるでしょうか。
風邪などで病院にいったとき、「舌をみせてください」といわれたことがあるはず。
東洋医学で「舌診(ぜっしん)」とよばれる診察方法で
舌の様子から内臓の状態を知るものです。
舌の状態は、主に「色」「大きさ」「厚み」「舌苔」の4つのポイントがみられていて
女性はとくに「舌苔」に注目してください。
「舌苔」とは、食べかすや口内にいる細菌が蓄積したもので
主に口臭の原因となるといわれています。
鏡にむかってペロッと舌をだし、歯みがきの際にチェックしてみてください。
・ 紫 :血行不良
・色が薄い:貧血の疑いあり
・歯形がついている:むくみ、疲労がたまり気味
・ 小さく薄い :栄養不足・偏食ぎみ、水分不足
・白っぽい :胃腸に負担がかかっている、糖質過多
⇒糖質をひかえる、カラダが冷えていることが多いためあたたかくして過ごす
・黄色っぽい:熱っぽい、食べすぎ、胃炎、かぜぎみ
⇒食事の量を減らす、消化の良いものをとる
・ピンクがかっている 、淡い赤色
・まん中がふっくらしていて、適度な弾力がある
・うっすら舌苔がみえる
(中国医学では「淡紅薄白苔(タンコウハクハクタイ)」という)
基本は食生活の改善で舌の状態は改善されていきますが
気になるかたは舌専用のブラシでやさしく舌苔をとってください。
歯ブラシでゴシゴシ磨くと舌の粘膜が傷ついてしまうので
起きてから毎日1度のお手入れがめやすです。
毎日、舌の様子をチェックすることで
体調の変化に気づきやすくなったり
生活習慣の改善のヒントになります。
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