ちょっと鏡の前でやってみてください。
頬にある毛穴のたるみ部分を、指で上にひっぱってみると…毛穴が目立たなくなりませんか?
それ、たるみ毛穴です!
たるみ毛穴は、小鼻のわき、頬のあたりにできたしずく型の毛穴の広がり。
加齢によって、コラーゲンやヒアルロン酸が減少することで肌の弾力がなくなってしまうのです。
また、紫外線も肌の老化に影響しますし、洗顔などの仕方にも問題があります。
たるみ毛穴は自分にあったケアをすれば、改善することができます。
たるみ毛穴のケアの仕方を一緒に見ていきましょう!
クレンジングはどんなタイプのものを使っていますか?
クレンジングには、オイルタイプやリキッドタイプ、他にもミルク、クリームなど様々なものがありますよね。
その日のメイクが、バッチリメイクでも、薄化粧でも、日焼け止めだけだったとしても、クレンジングは必要です。
化粧品は油性の成分で出来ています。油性成分が肌に残った状態にしておくのはNG。
なぜなら油性成分が酸化して肌の老化、たるみ毛穴につながるからです。
きちんとメイクが落とせていないと、毛穴が開いて来たり、黒ずむ原因に。
毛穴の開きをそのままにしておけば、肌年齢が上がってしまいます。
メイクはちゃんと落としてあげましょう。
クレンジング剤は、以下の順にその威力を発揮します。
オイルタイプは、まさに油性成分ですから、化粧品の油分となじみやすくメイクをしっかり浮き上がらせてくれます。
しかし洗浄力が強いということは、その分、肌に必要な油分まで落としてしまうことになり、乾燥を招く原因にも。
使用後はすぐに保湿した方が良いですね!バッチリメイクや、ポイントメイクにおススメ。
一気にたくさん手に取らず、少しずつ使うのが◎!
リキッドタイプは、水の様なさらさらしたタイプ。コットンに含ませたタイプのものも沢山販売されていますよね。
手軽で便利ですが、オイルタイプ同様洗浄力が非常に強いです。
どちらにも、浮き上がらせたメイクを水でスムーズに洗い流す為に、他のクレンジングより界面活性剤が多く入っています。多い分、肌への刺激も増えます。
また、油分が少ないので、肌の乾燥につながりやすいことも。使用後の保湿は欠かせません。
ですがコットンタイプのものなど、メイクをすぐ落としたい時などにはピッタリ。
拭きとる時も、手に力をかけ過ぎず優しく拭き取ってあげてくださいね。
プルプルとしたジェルクレンジングは、クッション性がありのびが良いので、肌に過度な摩擦を加えずメイクを落とせます。
ジェルタイプは、水性と油性のものがありますが、やはり水性の方がメイク落ちは劣ります。
しかし肌への刺激は少ないですから、敏感肌の方には良いですね。洗いあがりはさっぱりします。
クリームタイプは保湿性があり、洗い流した後もしっとりとします。ジェルタイプ同様、クッション性があるので肌に摩擦を与えにくくあります。
ただしふき取りタイプのものだと、コットンの摩擦を与えることになるので
やさしく拭き取るか、または水で洗い流すのもオススメ。
上記に記したように、ミルクタイプが一番洗浄力が弱いですが、なめらかな使い心地。過度に皮脂を落とさず、しっとりと洗い上げてくれます。
バッチリメイクは汚れを落としきれない事がありますので、軽いナチュラルメイクや、敏感肌の方はミルクタイプは◎。
どのクレンジングも、指の腹を使ってやさしくくるくるしてあげてください。
目元、Tゾーン、頬やあご
この順番に馴染ませていきます。
人差し指は、手の指の中でも一番力が入るので、ごしごし洗いの原因にもなります。
中指、薬指だと余計な力がこもらないので、肌のお手入れに向いていますよ!
クレンジングは、メイクとなじむと手触りが軽くなる・または重くなるといった感触があります。
それが乳化のサインです。
乳化とは、水と油が混ざり合った状態の事。
クレンジングが乳化すると、肌からキレイに洗い流すことができます。
商品によって違うので、付属の説明書などをチェックしてみて下さい。
オイルは、メイクとなじませた後、手に残ったオイルに水を足して白っぽくなる様なじませてください。
こうすることで、手のひらに残っているオイルが乳化します。
乳化したオイルをもう一度肌になじませてあげてから顔をすすぐと、オイルが肌に残らずしっかりと落とせますよ。
クレンジングは丁寧にごしごししない様にしましょう。
ごしごし洗いは、たるみ毛穴を作ってしまう原因になりますので注意してくださいね。
クレンジングしながらマッサージもできる!というものでも、
あまり長い時間マッサージしすぎるのは肌に負担をかけます。
マッサージするとしても、1分くらいに留めましょう。
あくまでも、クレンジングはメイクを落とすものです。
マッサージは専用のクリームなどで行う方がおススメです。
メイクを落としたら、良く泡立てた洗顔料でやさしく顔を洗ってあげましょう。
保湿効果のあるものがおススメです。
洗う前に、ぬるま湯で肌を濡らしてあげるのもポイントです。
Tゾーンなど皮脂が多いところ、頬やあご、目元・口元など皮膚が薄いところ、
この順番で洗います。
気になる頬の毛穴の辺りは、泡でふんわり洗ってあげます。泡だけを動かす感覚です。
目元など皮膚が薄いところは、特に手に力をいれず、泡でなでるように洗ってくださいね!
そのあとはぬるま湯で、よく泡を洗い流してあげてください。
毛穴の汚れをきちんと落としてあげることで、その後の化粧水などの浸透が変わってきます。
自分の肌やメイクにあわせたクレンジングで、たるみ毛穴改善を目指しましょう!
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