女性に多いとされる、つらーい便秘。
便秘が続くと肌荒れや体臭・口臭の原因になったり、
つかれやすい・イライラするなど、心身の不調をともないます。
そんなとき、便秘解消!と言ってとりたくなるのは
食物繊維ではありませんか?
便秘によいとされる食物繊維は、水に溶けやすい「水溶性」と
水に溶けにくい「不溶性」の2種類があります。
不溶性食物繊維をとるときは、水と一緒にとることで
より便通をよくするはたらきをしてくれます。
水に溶けやすいので、栄養素が逃げてしまわぬように
汁物でとるのが賢い方法。硬い便を出しやすくしてくれます。
便秘によいとされる食物繊維ですが、それぞれ
この割合でとるのが理想です。
ゴボウを食べれば大丈夫!ではなく、不溶性の食物繊維を取るときは、
水分をとるのをお忘れなく。
エノキやなめこなどのキノコには、便通を良くする食物繊維がたっぷり。
便秘解消やがん予防、抗がん作用も!
水に溶けやすい食物繊維も、お味噌汁でいただけば
栄養をあますことなくとれるのです。
発酵食品のお味噌は、腸内環境を整え、あたたかいので胃腸にやさしいのもうれしいですね。
プロバイオティクスとは、腸内環境を整える善玉菌。
そのなかでも有名なのが乳酸菌です。
乳酸菌は腸内の免疫機能を高め、カゼやアレルギーに
つよいカラダをつくり、便秘解消や下痢など、腸の健康状態改善をになってくれます。
しかし、この善玉菌の欠点は「熱・酸に弱い」こと。
ですから、ほとんどの菌は胃酸で死滅してしまうのです。
生きたバイオティクスを腸に届けるには、植物性の発酵食品がおススメです!
3~4日ほどでカラダの外に排出されてしまうので、毎日こまめに摂取することが重要です。
植物性発酵食品の一例
納豆・おみそ・漬物・キムチなど…
もちろん、動物性のチーズやヨーグルトも乳酸菌を含んでいるので
毎日のレシピで悩んだら、カラダの調子と相談してメニューを考えてみてはいかがでしょうか。
画像提供元(https://pixabay.com/)