妊活で注目を浴びている「葉酸」
妊活にいいとは聞いているけど、なんでいいのかはわからない・・・
そんなあなたに、葉酸の働きや葉酸を多く含む食材をご紹介します。
葉酸は、細胞の再生にはたらき、胎児の発育や造血に必要不可欠!
ビタミンB群の1つで、DNAの合成促進・赤血球の合成・発育促進・動脈硬化予防の
はたらきをします。
妊娠初期に欠乏すると、胎児に神経管閉鎖障害を起こすことがあるもので
先天性の異常のことで死産や流産の原因になります。
細胞の生成に重要なかかわりを持っていること、「造血のビタミン」と呼ばれるほど
赤血球の合成に必要な栄養分で、貧血を防ぎます。
ですから、葉酸は妊娠の可能性のある女性や妊婦さんには特に重要となるのです。
納豆やゆでひよこ豆、イチゴ、マンゴー、菜の花、枝豆、モロヘイヤ、鶏レバー、牛レバーに
多く含まれています。
「葉酸」という名前通り野菜に多く、動物性のものには鶏レバー・牛レバーに多く含まれています。
妊娠を希望している女性は、1日400ugの葉酸を摂取するのが目安だそう。
また、近年葉酸を添加した食品を提供したところ、脳卒中の死亡者が3割減少、認知症予防効果など
今後さらに葉酸の注目度はあがっていくと思われます。
葉酸は熱や光に弱いデリケートな栄養素。
食材が新鮮なうちに、手早く調理して食べることが大切で
食品を保存する際は、すぐに冷蔵庫や冷暗所に保存すること。
ビタミンB12と相性がよく、造血作用に効果的で
ビタミンCには葉酸を活性化させるはたらきがあります。
組み合わせて食べることで、葉酸の吸収率をあげましょう!
葉酸は、胎児が健康に成長するのに欠かせない大切な役割があります。
貧血にもよい働きをするので、妊活中や妊娠中の女性にはぜひ取ってほしい栄養素です。
必ず摂取しなければダメだ!と思いこむとストレスになってしまうので
楽しみながら調理して、おいしい時間をすごしてくださいね。
画像提供元(https://pixabay.com/)