男女平等をうたいながら、まだまだ女性の働き方に不安はたくさん。
絶賛子育て中のひとも、来年は妊活をしたいなと考えている人も、
わたし と 子育て について、すこし棚卸をしてみませんか?
新しい年を迎える前に、ちょっとでも心が軽くなりますように。
育児を母親だけで頑張ろうとすると、お母さんはもちろん
子どもも息苦しさを感じることがあります。
1度周りを見て、育児にかかわってくれそうな人をリストアップしてみましょう。
多くの人に育児にかかわってもらえると、お母さんの負担も軽減され
子どもの豊かな価値観を育てることにつながります。
夫、自分の親、夫の親、保育園・幼稚園の先生、ベビーシッター、女性支援施設のカウンセラーなど
教育熱心な親ほど 「子どもを自分の思い通りに育てたい」 と一生懸命になりがち。
育児とは、本来子どもを自立した社会の一員にするためのもの。
子どもの やってみたい! という好奇心に耳を澄ませ、
子ども自身の乗り越える力をそっとみてあげましょう。
親は子どもとよく話をして、ふれあって、社会とのかかわりを見守ってあげて。
「3歳までは一緒にいてあげなくちゃ」 「自分がすべてやってあげなければ」 と
思うと、育児が苦痛に感じてしまうことがあります。
子どもが自分でやることはそっと見守りつつ
「なんとかなる、大丈夫。ちょっと休憩しよ~」と
ひと息つくくらい気楽な気持ちでのぞむほうが、うまくいくことも。
仕事復帰後は、仕事をセーブして働くことが主流になってきました。
小さな子どもを育てながら、出産前と同様に働くことは当然無理です。
ハードな働きや残業に巻き込まれないよう頑張りすぎるのではなく
はっきり「NO」という勇気をもって大丈夫。
気持ちや状況をわかってくれる人は、必ず近くにいるはずです。
子どもの入園・卒園、入学など、生活環境が変わるごとに
わたしと子どもの双方の生活スケジュールを柔軟に組み替えてみましょう。
家族でその都度話し合ってライフスタイルを考えることで
新しい発見があるかもしれません。
子どもが生まれると、女性の生活は一変します。
子育てをしたことがない人や状況がまったく違う人には
なかなか分かってもらえず苦しいと感じる時もあります。
そんな時は、夫や両親、女性支援のカウンセラーや保育所の先生に相談し
一人で抱え込まずにまわりをもっと頼ってみてください。
隠しているつもりでも、子どもはきちんと気づいていて子どもなりに気を使っているものです。
子どもと自分自身がもっと自由になるために
一度生活を振り返ってみるのもいいかもしれません。
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