2018年1月2日
「葛根湯」は、風邪の初期症状にきく漢方です。
約1,800年前に中国の古典「傷寒論(しょうかんろん)」に記載されているくらい
歴史の長い漢方薬です。
日本には、江戸時代に「葛根湯医者」とよばれる
葛根湯を処方するお医者さんがいたとのこと。
ふつうの風薬とはちがい、眠くならないのもいいところ。
葛根(かっこん):葛根湯の主成分。発汗、解熱作用。
マオウ:咳をおさえる
タイソウ:強壮、利尿
ケイヒ:発汗、解熱、鎮痛、整腸
カンゾウ:鎮痛、咳をおさえる
ショウキョウ:食欲促進、発汗
シャクヤク:鎮痛
●寒気、関節の痛みなど風邪の初期症状がでたら服用する。
●食前・食間など空腹のときにのむ。
●あたたかいお湯で飲むのが◎
●服用したら、お風呂に入って汗をかくこと!カラダにある悪いものを出すイメージ
※シャワーNG!きちんと湯船につかることが重要。
葛根湯には発汗作用のある生薬が多く含まれています。
そのため、あたたかいお風呂につかりながらカラダをあたため、
体温をあげて汗をかき、風邪の菌・ウイルスを体外に出しましょう。
正しく活用すれば治りが早く、頭痛や肩こり、腰痛にも効果的です。
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